ホテル実践シリーズ３　プロをめざすあなたへ　料理・飲料編

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表紙　／　本文

この本は……　（「はじめに」より）

　本シリーズでは、ホテル業界を志す皆さんに、この業界はとても面白い世界であること、そしてホテルの中で活躍するためには、どんなことを知っていなければならないのか？　マナーとしてどんなことをしてはいけないのか？　などを流れ図やイラスト、写真などを多用しながら、分かりやすく紹介しています。　
　
　1,000室、2,000室の大型都市ホテルでは、1,000人～3,000人収容の大宴会場を持っていたり、20、30の中小宴会場、いろいろなバラエティーに富んだレストラン群を持っています。ですから、客室収入を上回る大きな料飲収入、つまりＦＢセールスを持っているのが日本では一般的です。　ホテルは宿泊する所ではありますが、宴会や食事をする場所でもあり、最大の売上げはＦＢです。　本書では、主にこの料理と飲料について取り上げています。レストランサービス、料理の知識、バンケットサービス、結婚披露宴、バー、カクテルラウンジサービスなどについて、実際の業務知識として分かりやすく紹介しています。　
　
　ホテル、観光関係を問わず、専門学校を卒業する人は、一般の高校卒と異なり、その業界の基礎知識を身につけて出てくることが必要です。例えば「チェックイン」という言葉を知らなければ、ホテルの専門学校を卒業した人とはいえません。本書は、こうしたホテルが必要としている知識を身につけるためのテキストです。　
　当シリーズは、本書「料理・飲料編」の他に、「基本編」「宿泊サービス編」「マネージメント編」があります。